2008年5月28日 (水)

東野圭吾 黒笑小説

昨日の歩数:7,135歩
本日の歩数:8,876歩

東野圭吾/著「黒笑小説」を読みました。

以前読んだ「怪笑小説」がえらく印象深く、書店で平積みされたこの本を発見して即購入しました。
タイトル通りブラックな笑いが沢山詰った短編集。ミステリー作家が書いた…というギャップがまた楽しさを増す一因なのでしょうか。やはり小説家は想像力が違うんでしょうね。

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2008年5月12日 (月)

水野敬也 夢をかなえるゾウ

昨日の歩数:   347歩
本日の歩数:11,802歩

水野敬也/著「夢をかなえるゾウ」を読みました。数ヶ月前に「今大人気」のコーナーに並んでいたのを購入したのですが、今でも書店によっては上位にランクインされいるようですね。

成功したいとは思っていてもなかなか行動に移せないサラリーマンに、インドの神様・ガネーシャ(ゾウ・関西弁)が成功へ向けての課題を出してゆくというビジネス本。ビジネス本は読んでいるとどうも眠くなる…という人には(私がそう)うってつけかもしれません。関西弁のゾウと主人公のやり取りがコミカルで、考えながらもすらすら読めました。
「課題」というのは結構当たり前のようで出来ていなかったり、意味を深く考えずにしている事。例えば「靴を磨く」。会社に行く時も、営業で外回りする時も、カラオケ行ってバカ騒ぎしてる時も、気張って支えてくれている靴を大切に出来ないやつが成功できるか!アホ!と、言うような単純でも大切な事がトクトクと説かれています。
靴の話は読み砕いていくと周囲の人への感謝の気持ちだとか、単純な課題もそれに枝葉があると思うとかなり読み応えがあります。我が身を振り返らされる一冊でした。

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2007年12月22日 (土)

大沢在昌 毒猿―新宿鮫Ⅱ

昨日の歩数: 7,478歩
本日の歩数:11,117歩

本棚からちょっと古い本を引っ張りだしてきて、大沢在昌/著「毒猿 新宿鮫Ⅱ」を読みました。今書店に並んでいるのは、表紙のデザインがかっこよく変わったようですね。

台湾から己の復讐のために来日した殺し屋・通称「毒猿」。それを追う台湾の警察官「郭」。偶然にも二人の因縁と関わった新宿署の「鮫島」。新宿を舞台に3人それぞれがもつ想いがぶつかりあう。

本来主役の鮫島は、今回すごく脇役という感じ。シリーズを通じてこれだけインパクトのある脇役はいないと思う位、「毒猿」と「郭」の存在感が強く、あえて鮫島を脇役にもっていったのかなと思う位の展開です。
登場人物の熱さはシリーズいちと思う新宿鮫第2弾。読み手も熱くなる一冊です。

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2007年12月 7日 (金)

奥田英朗 最悪

昨日の歩数:10,144歩
本日の歩数: 7,796歩

奥田英朗/著「最悪」を読みました。

町工場を経営する川谷。憂鬱な日々をおくる銀行員のみどり。なんでもない日々を過ごすチンピラの和也。3人の主人公がそれぞれの「最悪」な運命の階段を転げ落ちる。そんな3人が出会ってしまった先は、さらに過酷な「最悪」な展開が待ち受ける…。

前半はちょっとした不幸な話が続き、タイトルのわりにはソフトなストーリーなのかなと思いきや、後半にかけてあれよあれよと正に転げ落ちてゆきます。3人の話は別々に進行して行くのですが、段々とつながりを持ち始めて、いつ出会ってしまうのかというドキドキ感もありサクッと読めてしまう一冊。
なぜこんなダークなタイトルの本を手に取ったのか自分でもよく判らないのですが、結構コミカルな描写もあるので不幸な話でもズシ~んとこなかったのでよかったです。

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2007年9月29日 (土)

高田純次 適当教典

昨日の歩数:10,138歩
本日の歩数: 8,189歩

高田純次/著「適当教典」を読みました。

寄せられた相談に対し、著者がその悩みの解消法を解答するQ&A形式の本。
本当に適当な解答ばかり。スゴイ人です。ご一読あれ…。

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2007年9月23日 (日)

垣根涼介 サウダージ

本日の歩数:2,416歩

読んだ本が溜まってきてしまいました…。
先月文庫化された垣根涼介/著「サウダージ」を読みました。

過去に裏金専門の強盗団を追放された耕一。単独で強盗を続ける彼は、ある事から暴力団の大金が動く取引の情報を得て、ビックチャンスをものにするため元のメンバーに接触する。生い立ちからの引け目や自分には理解でない追放された理由。靄がかかった過去を、彼は清算できるのか――。

勉強不足もいいところで…あとで知ったのですが、「サウダージ」は続き物の3作目だそうです。と言っても耕一が追放された後の話が一作目になるとの事なので(耕一は初出)、この作品から読んでも十分面白い物語でした。強盗団の歴史があるでしょうから、順番に読むにこしたことはないですけどネ。
著者独特の感覚にますます惚れ込んでしまう1冊でした。

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2007年8月 9日 (木)

東野圭吾 怪笑小説

本日の歩数:8,059歩

東野圭吾/著「怪笑小説」を読みました。

ブラックなユーモア満載の短編集。知人に薦められて読んだのですが、、、プッ、面白い…。「鬱積電車」や「おっかけバアさん」「超たぬき理論」など、タイトルからして怪しげなストーリーが始まります。
コテコテのミステリー作家だと思っていたのですが、こんなに軽~くてコミカルなお話を書くんですね。意外に思った一冊。

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2007年8月 2日 (木)

貫井徳郎 壊れる

本日の歩数:8,366歩

貫井徳郎/著「壊れる」を読みました。


副題は「結婚にまつわる8つの風景」。タイトル通り、8つの短編集です。
読んでいる最中から、「どょょよ~ん」。ちょっと考えすぎて「どょょよ~ん」となってしまった人たちの8つのストーリー。
読者も「どょょよ~ん」に対してじっくり構えないと、暗い世界に引きずり込まれる位のリアルな描写が続きます。読み終えて元気が無くなる一冊。

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2007年7月15日 (日)

山田真哉 食い逃げされてもバイトは雇うな

本日の歩数:2,165歩

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の著者、山田真哉/著「食い逃げされてもバイトは雇うな」を読みました。

前作同様、身近な視点から会計について解説。文章も読みやすく、さくっと読める一冊です。
副題は「禁じられた数字<上>」ということで、下巻も出るようで待ち遠しいです。

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2007年5月21日 (月)

垣根涼介 午前三時のルースター

本日の歩数:13,047歩

垣根涼介/著「午前三時のルースター」を読みました。
氏のデビュー作だそうです。

旅行代理店に勤める長瀬は、得意先の社長に依頼されベトナムへ行くことになる。社長の孫・慎一郎の引率として。慎一郎のベトナム行きの目的は、4年前にベトナムで失踪した彼の父親を探すこと。現地入りし捜索を始めた彼らだが、何者かからの激しい妨害をうける。4年前、父親の周りでいったい何が起きたのか。点と点をつないでゆき、たどり着いた真実は――。

ちょっと前に初めて読んだ氏の作品「ワイルド・ソウル」があまりにも「ビビッ」ときてしまったので、比べてしまうと若干インパクトが弱いかなぁと思いましたが、独特と思えるスピード感はデビュー作から生きていたのですね。いっきに読んでしまう一冊でした。

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2007年5月 8日 (火)

福井晴敏 6ステイン

昨日の歩数:6,068歩
本日の歩数:9,479歩

文庫化を待っていました!
福井晴敏の短編集、「6ステイン」を読みました。

氏のデビュー作「川の深さは」から始まる、防衛庁の架空の組織に属する人の話が中心。その他、北の工作員や元スリ師の話など、全6話とも福井作品らしさたっぷりで登場人物の熱さがジンジンと伝わってきます。
過去の長編は登場人物の想いにふけるシーンがちょっと長いかな~と思い、読むのに若干てこずる部分があったのですが、本作はテンポ良く進んで読みやすい一冊でした。

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2007年4月26日 (木)

貫井徳郎 迷宮遡行

本日の歩数:10,348歩

貫井徳郎2冊目、「迷宮遡行」を読みました。

ある日突然、愛する妻が置手紙を残し失踪した。妻の行方を捜す迫水だが、複数の暴力団員が妨害を企ててくる。真相に迫れば迫るほど激しく、ついには暴力団同士の抗争に巻き込まれてしまう。
なぜ自分がこんな目に…、自分の妻はいったい何に巻き込まれたのか。いや、いったい何者だったのか――。

氏の本を初めて読んだのは「修羅の終わり」だったのですが、あのドロドロとしたドギツいストーリーとのギャップにちょっと驚きです。軽~い感じで話が進み、主人公・迫水の頼りなさに(妙なところで)共感が持てたり、とても読みやすい一冊でした。

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2007年4月 8日 (日)

野沢尚 烈火の月

本日の歩数:1,318歩

2007_04_08野沢尚/著「烈火の月」を読みました。

東京湾アクアライン開通後、急激な人口増加と共に犯罪多発地帯となった千葉県愛高市。麻薬・少年犯罪・汚職、そんな「毒」に立ち向かうのは「笑いながら人を殴る」といわれる愛高警察署の刑事・我妻。毒をもって毒を制す。強引で破天荒な捜査を進める我妻が導きだしたある事件の結末は――。

氏が脚本した映画「その男、凶暴につき」に加筆修正を加えた小説用の本作。いろいろな経緯があって映画化されたそうですが、本書のあとがきにその時の想いなど記されています。ヘビーな内容と描写がそんな強い想いを映し出しているような一冊でした。

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2007年3月22日 (木)

大沢在昌 新宿鮫

本日の歩数:6,194歩

本棚を漁り以前読んだ本を…。大沢在昌/著「新宿鮫」を読みました。懐かしい。

「新宿鮫」と恐れられる新宿署の刑事「鮫島」。警官を狙った連続射殺事件がおきる中、犯行に使われた銃の特徴を手がかりに銃密造の天才「木津」を追う――。

昨年、シリーズ9作目となる「狼花」が出ましたが(まだ読んでいない、、、文庫化が待ち遠しい!)、どの作品も敵や脇役の存在がしっかりしているなぁ、という印象です。
キャリアとして出世コースを進んでいた鮫島の転落劇。そして厄介ばらいで新宿署に転属してきた過去。その厄介ばらいの理由となった出来事は、続編へもずーっとひきずられていくので、やはりこのシリーズを読む上で欠かせない一冊ですね。

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2007年3月12日 (月)

貫井徳郎 修羅の終わり

本日の歩数:5,106歩

あてもなく文庫本コーナーをぶらぶら…。そして手にした本、貫井徳郎/著「修羅の終わり」を読みました。

正義に燃える公安刑事の久我。交番を狙った爆破事件が続いた。表向きは政治団体の「日青同」との関与を捜査する。その捜査方法は日青同のメンバーを欺きスパイに仕立て情報を得る事。彼の想い描く「正義」と「現実」の温度差にもまれてゆく。
一方、暴力という蟲を心に宿す悪徳刑事の鷲尾。何のバックボーンもなく荒稼ぎする売春組織を追うが、手がかりを掴んだところで仲間である警察組織に足元をすくわれる。それを機会に彼の蟲が再びうずきだし、非道の道を歩み躊躇なく復讐を実行する。
(更に)一方、争いの末、頭を打ち記憶を無くしてしまった「僕」。自分の記憶を捜し求める日々。やがてたどり着いた記憶は、公安によりスパイに仕立てられ、それにまつわる事を苦に自殺した姉の記憶。
それぞれの修羅の道に、どんな終わりがおとずれるのか――。

以上のような、三人の男の話が交錯するストーリー。しかし、時代の背景が明らかに違う。読み続けても三つの話がつながらない…。どのように落ちをつけるのか、ドキドキワクワク。最後の最後でAさんとBさんの話がかろうじてつながるりますが、それでも「え~~~」って感じのラストです。最後の1ページまでドキドキさせる一冊でした。

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2007年3月 2日 (金)

八王子ウォーカー 本日発売

昨日の歩数: 9,022歩
本日の歩数:11,642歩

2007_03_02 八王子ウォーカー本日発売。780円。う~ん、ちょっと高いけど買っちゃいました。
八王子は広いせいか、ずっと住んでいても知らない所って結構あるんですネ。おでかけの参考になりました。ラーメン屋さんの記事も美味そ~う!脳と胃がすっかりラーメンモードです。

るるぶ八王子が出た時も八王子市民の間(一部の?)で話題になましたが、今回はどうなんでしょうか。市民必読の一冊!?

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2007年2月20日 (火)

垣根涼介 ワイルド・ソウル

昨日の歩数:9,946歩
本日の歩数:3,581歩

凄い本に出会いました。垣根涼介/著「ワイルド・ソウル」。

貧困に喘ぐ戦後間もない日本。そんな中政府が打ち出したのは、南米の「楽園」への移民政策。アマゾン各地に開墾された農業用地や家屋を用意したとうたう募集要項。しかし現実は、全く農業に適さないジャングルの奥地。それは移民政策とは名ばかりの、食い口を減らすための棄民政策であった。
希望を胸にアマゾンへ渡った衛藤一家。彼らも例外なくそんな現実を目の当たりにする。育たない作物・蔓延する病気・飢え・増え続ける死者。ついに家族をも失った衛藤は街に出て何としてでも這い上がろうと決意する。
数十年後、衛藤の息子ケイ・松尾・山本が、ある計画の為に東京で落ち合う。愚策の犠牲者である彼らの目的は日本政府への復讐。そして復讐を成し遂げたとき、彼らは過去を清算できるのか――。

以前ドミニカ移民のドキュメンタリーをテレビで見たことがあるのですが、ブラジルでもこんな事があったのかと知りました。
衛藤の悲惨な生活の描写は、後半の復讐劇のお膳立てには十分過ぎるほど生々しく書かれています。特に外務省へ襲撃する場面は、映画のワンシーンを思い浮べてしまうほどリアルに読めて、最初から最後までドキドキワクワク!テンポ良く読める一冊だと思います。

歴史上の事実を基に…となると、ただ「面白かった」では済まない後味の悪さみたいなものが残りましたが、もうちょっと歴史に興味をもって勉強した方がいいなぁ~と、つくづく感じました。

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2007年2月 9日 (金)

宮部みゆき 理由

昨日の歩数:11,671歩
本日の歩数: 8,000歩(ピッタリ!)

宮部みゆき/著「理由」を読みました。

超高層マンションで起きた一家殺人事件。しかし犠牲となった彼らは、住民として登録されている家族とはまったくの別人であった。犯人はもとより殺された一家はいったい誰なのか――。

バブル崩壊がからむ今回のお話。以前読んだ「火車」もそうでしたが、事件の背景にある舞台がリアルでいいですね。ちょっとした接点から複雑に関わる事になる登場人物のそれぞれの「理由」も、そう遠くないところで実際にありそうな気さえしました。
ただひとつ。話の9割は事件解決後の関係者へのインタビュー形式で進むもので…。淡々と話だけ進んでしまっている気がして、個人的にはそこがちょっと苦手…かなぁ~(´ヘ`;)。ちょっと手こずりました。

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2007年1月18日 (木)

京極夏彦 陰摩羅鬼の瑕

本日の歩数:7,996歩

京極夏彦/著「陰摩羅鬼の瑕」、読破しました。このシリーズ…いつものように、ぶ厚いし難しいし…。苦労しました。

由良家に嫁ぐ花嫁は初夜に殺害される――。過去に4人の花嫁を失った洋館の主・由良伯爵は5度目の結婚の日を迎える。呪いか祟りか、そう囁かれる中、警護を依頼された探偵・榎木津と小説家・関口は花嫁を守れるのか。そしていつものように「この世には不思議な事などないのだよ…」と事件を「解体」してゆく京極堂は、この難事件をどう解決に導くのか――。

毎度出てくる「この世に不思議な事など~」という台詞で学習(?)しているせいか、犯人は早い段階で何となく判ってしまいました。が、たぶんそんなことは著者の中では想定内なのでしょう。事件に至るまでの経緯(これが長い)が「解体」されるにつれ何ともせつなくなってしまう。冒頭から、「貴方にとって生きて居ることというのはどのような意味を持つのです――」と言う会話から始まる、「生と死」に対する主題が重~い一冊でした。

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2006年12月15日 (金)

東野圭吾 仮面山荘殺人事件

昨日の歩数:5,954歩
本日の歩数:5,595歩

東野圭吾/著「仮面山荘殺人事件」。騙されました。

結婚まじかの高之と朋美。しかし結婚式の打ち合わせの道中朋美は事故死してしまう。数ヵ月後、朋美の両親や友人達に別荘へまぬかれた高之だがそこで事件に遭遇する。別荘に突如訪れたのは銀行強盗の逃走犯。監禁状態の高之達だが、そこでメンバーの一人が殺害されてしまう。しかし状況からして犯人は強盗犯ではない。仲間の中に犯人が…いったい誰が?――疑心暗鬼のなか、強盗犯との恐怖の一夜過ごす。

何となく「犯人こいつじゃネェ?」と、、、当たってしまいましたが、「何となく」がはっきりとしてスッキリしました。事実が淡々と進み、もう少し登場人物の人間味が深く掘り下げられていればなぁと個人的に思いましたが、3回以上はトリックに騙された私…。単純なのかな?

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2006年12月 4日 (月)

福井晴敏 終戦のローレライ

昨日の歩数:2,200歩
本日の歩数:8,263歩

福井晴敏/著「終戦のローレライ」、やっとの思いで読み終えました。長かったです。


舞台は第二次大戦末期の日本。崩壊したドイツからもたらされた潜水艦「伊507」に課せられた任務は、五島列島に沈むナチスの秘密兵器「ローレライ」の回収。「帝海の規格外品」といえる寄せ集めの乗員を乗せ秘密裏に実行されるこの作戦は、軍令部の意思と全く異なる一人の人物による思惑で動いていた。その人物が言う、「あるべき終戦の形」をもたらすというローレライの持つ能力と秘密とは?彼が目論む「あるべき終戦の形」「国家としての切腹」という悲惨なシナリオの結末は――。

2巻目で、意外とあっけなくローレライの回収は成功しちゃ○※△。が、その後の展開では特に、実際の歴史に沿ったデリケートな物語で、フィクションの中にも私なりに考えさせられる部分が多かったです。終章では迂闊にもo(TヘTo) くぅ、と、きてしまう一冊でした。

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2006年11月 1日 (水)

京極夏彦 百鬼夜行―陰

昨日の歩数: 7,112歩
本日の歩数:12,858歩

京極夏彦/著「百鬼夜行―陰」を読みました。

京極堂シリーズ、「姑獲鳥~」から「塗仏~」までのサイドストーリー。それぞれの話の事件が起きるまでの経緯を掘り下げた、全部で10編の短編集です。短編集だけに、いつものように話が横に広がらない分サクッと読みやすい1冊でした。本もぶ厚くないし。

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2006年10月20日 (金)

京極夏彦 塗仏の宴~宴の始末

本日の歩数:9,108歩

京極堂シリーズ第7弾、京極夏彦/著「塗仏の宴~宴の始末」をやっと読み終えました。前作「宴の支度」の続編、大きく広げた風呂敷をどう始末をつけるのか。

記録から消された伊豆の「戸人村」をめぐり、複数の怪しげな団体が水面下で巻き起こす騒動。“ゲームは終わっていなかった――”京極堂は何を知りどう「始末」をつけようとするのか。村にある秘密とは――?

 

「支度」を含め登場人物の多いこと…。もちろんそれだけが理由で無いのですが内容はものすごく濃いぃです。最後に事件は解決したものの、今回の鍵を握るある男と京極堂とのやり取りが未解決で、ラストはややスッキリとしない感が残りましたが、、、きっと後々の作品で決着がつくのでしょう。次が楽しみ♪

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2006年10月 4日 (水)

大沢在昌 夢の島

昨日の歩数:6,441歩
本日の歩数:9,986歩

大沢在昌/著「夢の島」を読みました。

売れないカメラマンの絹田信一は、24年間音信不通であった父の死を知らされる。直後から信一の身辺が騒がしくなるのだが、その原因はどうやら父が残した「ある物」にあるらしい。誘拐や殺人・友の裏切り、父が残した物を求めて自身を含む多くの人が傷ついてゆく。事態の収束を願い、やがて物の正体を突き止めた信一は元凶の在処へ向うが――。

たまたまですが、私の「こうなるんじゃないの?」という想像が、物語とドンピシャリとくる部分が多くて、、、なので、もうひとひねり欲しかった!というのは私の勝手な感想です。が、それだけ色々と先を想像したくなるストーリーから、ワクワク感を存分に得られましたョ。

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2006年9月20日 (水)

大沢在昌 ザ・ジョーカー

昨日の歩数:10,238歩
本日の歩数: 8,398歩

大沢在昌/著「ザ・ジョーカー」を読みました。

着手金は100万円、六本木のとあるバーを連絡先にするジョーカー。100万円かけても高くはないと仕事を依頼しに来る人、自己の保身のために利用しようと仮面をかぶり近づく人。今日訪れる客はどんな問題を背負ってくるのか――。

氏の短編集は初めて読みました(この本では全6話)。1話ずつ登場人物が絞られているので(当たり前か)、これ誰だっけ?みたいな事がなくスラスラと読める1冊でした。コテコテのハードボイルド小説が、学生のときによく読んでいたマンガ本の「シティーハンター」と妙につながり、久しぶりにまた読みたくなっちゃいました。

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2006年9月16日 (土)

宮部みゆき 火車

本日の歩数:6,241歩

宮部みゆき/著「火車」を読みました。

休職中の刑事本間俊介のもとに、遠縁の男栗坂和也が訪れる。栗坂は婚約者の関根彰子が失踪したといい、本間に捜索の依頼をする。彰子は過去に自己破産をしていた。和也がそれを知り問い詰めた翌日に失踪したと言うが――彼女の正体は――?

多重債務・自己破産・・・。最近の新聞でも金利の問題がよく掲載されていますが、それだけに現実味たっぷりのストーリーでした。ラストでようやく登場する彰子(登場してもセリフはなし)。なので、読者が知る情報は本間が調べた情報でしかないんです。彼女の口から直接真相を聞きたい!と、思ってしまうのもこの本の凄さと楽しさでしょうか。おすすめでございます。

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2006年8月31日 (木)

樋口晴彦 組織行動の「まずい!!」学

本日の歩数:8,763歩

樋口晴彦/著「組織行動の『まずい!!』学――どうして失敗が繰り返されるのか」を読みました。

JR西日本脱線事故・雪印の不祥事・チェルノブイリ原発事故・・・。人は必ずミスを犯す、そのひとつのミスの見逃し・先送りが組織内でどう膨らんで大事に発展する(した)のか。記憶に新しい事件事故から忘れもしない出来事まで多数の事例について、原因・結果・対策を分析し解説する。

久しぶりのビジネス系の本。苦手分野なもので読み終えるまでに時間がかかっちゃいましたが、具体的な事例に沿った解説が大変リアルで判りやすい一冊でした。

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2006年8月28日 (月)

発見。ブックカバー

本日の歩数:6,746歩

2006_08_28_1 角川文庫の企画「発見。キャンペーン」。この夏は「発見。ブックカバー」がもれなく貰えるとの事で応募し無事届きました。

500ページ前後の本しか入らずペラペラのビニール製でちょっと安っぽいですけど、色とデザインは気に入りました。すぐに壊れちゃいそうですが頂き物ですからネ、大切に使います。

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2006年8月16日 (水)

京極夏彦 塗仏の宴~宴の支度

昨日の歩数:6,200歩
本日の歩数:9,250歩

京極堂シリーズ第6弾、京極夏彦/著「塗仏の宴~宴の支度」を読みました。

この本はずいぶん前から手元にあって、やっと読み終えたんです。続き物だとは知らず何気なく購入したのですが、難解さについて行けず知人にそんな話をした所「続き物だからそこから読んでも判らないヨ」とあっさり言われたのですネ~。で、「姑獲鳥の夏」から始まるワケあって読み始めたこのシリーズなのです。

伊豆にある(あったはずの)村が消えたという噂。戸籍から・地図から・そこに住んでいたという人々の記憶から…全てが消えてしまった。ほんの少し、不自然な点を残しながら。そんな序章から始まり、今回も複数の時限の出来事がひとつにつながってゆく…のかな??。

そして次作「塗仏の宴~宴の始末」へと続くのですね。本作で961ページ(講談社・文庫版)。それだけページを割いても話が完結しないなんて!題名の通り「支度」に過ぎないのですネ。シリーズ最大級に広げた外堀が「始末」でどんな結末を迎えるのか…。

シリーズ1作目から読まなくても話が判らなくは無いですが…やはり読んでおいた方が良いですね。それでなくても難解な内容ですので。

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2006年7月19日 (水)

大沢在昌 秋に墓標を

昨日の歩数:6,495歩
本日の歩数:5,999歩

大沢在昌/著「秋に墓標を」を読みました。

勝浦の別荘地で静かに暮らす松原。彼の元に突如逃げ込んできた杏奈をかくまう事になったがある日彼女は忽然と姿を消してしまう。自身の過去とも関わりのあるアメリカで急成長を遂げた日系企業と杏奈との関係を知った松原は、杏奈の素性と昔捨てたはずの恋愛感情のはざまに立ちながら大きな陰謀に立ち向かうこととなる――。

代表作「新宿鮫」のイメージとちょっと違いソフトなハードボイルド(?)といった印象。もうちょっと前の作、「流れ星の冬」に近い感じで、人物の感傷的な心理描写がなんともしぶい一冊でした。

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2006年7月 4日 (火)

京極夏彦 絡新婦の理

昨日の歩数:12,391歩

本日の歩数: 8,308歩


持ち運びに不便な京極堂シリーズ第5弾、京極夏彦/著「絡新婦の理」読破しました。また本の分厚さに何度もくじけそうになりましたよぅ。

「あなたが蜘蛛だったのですね」。冒頭から京極堂と犯人であろう人物とのやりとりが始まる。例の如く前半戦は複数の事件や出来事の外堀からスタート。連続目潰し魔、千葉の女学院での事件と噂、ナドナド、今回特に登場人物や外堀の出来事が多い(と思う)ので何度かページをめくり返しちゃいましたよぅ。2作目の「魍魎の匣」とも話が絡んでおり思い出しながら読むとまた大変なんですが、後半見事に話がつながりスパートがかかるといっきに読めてしまう、「もろ」京極ワールドが満喫できる一冊でした。

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2006年6月 1日 (木)

宮部みゆき スナーク狩り

本日の歩数:8,905歩

宮部みゆき/著「スナーク狩り」読みました。

釣具店に勤める織口邦男は客として知り合った関沼慶子がショットガンを持つ事を知る。過去に自身の家族を失う事となった事件のある真意を確かめるべく、織口はショットガンの強奪を計画する。一方の関沼慶子は元恋人への復讐を果そうと、ショットガンを手に結婚式場に向うが――。

ざっとですが、こんなかたちで始まる物語はクライマックスまでわずか半日の出来事として描かれています。ドタバタの話の中で人が人を公正に裁けるのか、被害者のつもりがいつでも加害者にもなり得る事など、印象深いシーンが多々あり、それに加えスピード感溢れる展開にすっかり引き込まれ一気に読めちゃう一冊でした。

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2006年5月30日 (火)

大沢在昌 闇先案内人

昨日の歩数: 9,532歩
本日の歩数:10,447歩

大沢在昌/著「闇先案内人」を読みました。コレはすごい・・・。こんな展開を何故創造出来るんでしょう!

トップクラスの「逃がし屋」葛原の元に現れた警察庁の河内山。葛原のグループの逮捕を見逃す交換条件として、某国より密入国した独裁者の息子林忠一を探し出すことを提示する。忠一の動きを支えるのは葛原も一流と認める関西の逃がし屋、成滝。国内でも公に出来ない忠一が密入国した真の目的は?各々のこの戦いに対する大義とは?タイムリミットは4日間。プロとプロの意地をかけた戦いが始まる――。

公安・某国の工作員・ヤクザと、いろんな人たちが出てきてもう話はぐっちゃぐちゃです(イイ意味で、ですョ)。そんな中で毎度的確な判断を下し、追う立場でありながらも先手を打とうとする葛原の姿にすっかり惹きつけられちゃいました。モデルとなっている某国の事もより現実味を加え、月並みな表現ですが「手に汗にぎるストーリー」でした。

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2006年5月22日 (月)

東野圭吾 片想い

本日の歩数:10,470歩

東野圭吾/著「片想い」を読みました。何気なく手にした本ですがヘビーなストーリーでした。

学生時代アメフト部に所属していた哲朗。ある日アメフト部でマネージャーを務めていた美月と再会するが、彼女は男の姿と声を持ち別人のように変わっていた。美月から殺人を犯しことを告げられ2度驚く哲朗。同じく元マネージャーで妻の理沙子やアメフト部仲間で彼女をかくまう事になるが、調べるにつれて彼女が語った単純な動機以上の複雑な真相が明らかになってゆく――。

ストーリーを支える主題は、性同一性障害や男女の性差など。先日朝刊の一面に報じられていましたが、現実にある事として考えさせられましたネ。又、昔からの仲間たちとの友情や、対して今置かれている各々の立場との葛藤など、心理描写がリアルに突き刺さる一冊でした。

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2006年5月16日 (火)

京極夏彦 鉄鼠の檻

本日の歩数:8,467歩

京極堂シリーズ4作目、京極夏彦/著「鉄鼠の檻」を読みました。いやいや今回も分厚いこと!

舞台は文献にも残っていない箱根の山中にある謎の寺院「明慧寺」。続けざまに起きる事件とベールに包まれた明慧寺の歴史との関わりは?いつもの顔ぶれが不思議な出来事を解いてゆくという話。

迷探偵「榎木津」と作家「関口」の相変わらずのやりとりが硬いお話に対して絶妙な調味料に。又、1作目「姑獲鳥の夏」で話の中心となった久遠寺医院の院長「久遠寺嘉親」も登場し、あの時の出来事と何かつながるのか?と想像が膨らみます。

「禅」を主な題材とした本作の登場人物はお坊さんだらけ!その難解な会話が難解な事件と難解な題材を更に難解にしてゆきます(何回言ったかな?)。何とも読み応えのある一冊でした。

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2006年4月25日 (火)

福井晴敏 トゥエルブ Y.O.

本日の歩数:6,099歩

福井晴敏/著「トゥエルブY.O.」を読みました。
98年の江戸川乱歩賞に受賞した経歴上の氏のデビュー作で、時系列では前回の「川の深さは」の次に来る話です。

過去は優秀なヘリパイで不幸な事故をきっかけに今は自衛官募集員として過ごす「平」。事故の際彼を救った恩人「東馬」との偶然の再開から始まる。
「トゥエルブ」を名乗るたった一人の電子テロリストの手により米海兵隊が沖縄から撤退を余儀なくされた。そのトゥエルブの正体が東馬であることを知らされる平。それを知る時には既に日米両国の絡んだ深く澱んだ思惑にズルズルと引き込まれている身であった・・・と言う話。
登場人物の在るべき思いなど、ストーリーを止めてしまう部分がやや多いかな?とは思いましたが、「亡国のイージス」につながるこの3作で一貫して米国という傘の下での国防を問い、本作では特に国防と言う大きなテーマを小さな個々の自立に置き換えている部分を感じ、思わず我が身を振り返ってしまいました。(*´_ゝ`)
 
トゥエルブが駆使するのは、「川の深さは」で物的主役であったコンピュータウィルス「アポトーシス」を更に進化させた「アポトーシスⅡ」。話が進むにつれ次作の「亡国のイージス」で争奪戦となる「GUSOH」や「辺野古ディストラクション」といったキーワードが、この3部作を段々とつないでゆきます。
ストーリーはつながっていますが主要の登場人物はほぼつながりが無いので、この3作はどこから読んでも違う角度から楽しめるかな、と思います。

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2006年4月16日 (日)

福井晴敏 川の深さは

本日の歩数:1,099歩

たまには前に読んだ本でも・・・と思い本棚をあさり、福井晴敏/著「川の深さは」を読みました。
97年第43回江戸川乱歩賞の最終選考まで残り、惜しくも受賞を逃した氏のデビュー作。経歴上のデビュー作は翌年の第44回江戸川乱歩賞を受賞する「Twelve Y.O.」で、次々作の「亡国のイージス」に続き刊行されたのがこの作品です。ストーリーも少~しつながりのあるこの3部作(勝手に命名…)の刊行順では3作目ですが、時系列では一番初めの物語になるわけですね。

元刑事で今はグータラ警備員の「桃山」。彼のもとに突如として現れた少年「保」と、共に行動し保護を受ける身の「葵」。「彼女を守るのが俺の任務だ」と言い巨大な権力と孤独に戦う傷だらけの保を見るうち、警察組織に嫌気をさしくすぶっていた熱い思いを思い出してゆく。そんな出会いから、新興宗教団体による単独の暴走で起きたと報じられる地下鉄爆破事件と国防に関わる事実とのつながりを知り、激しく流れる川の深みにはまりながらも日本の暗部と戦ってゆく、という話です。
葵が雑誌にあった心理テストを試すシーン『あなたの目の前に川が流れています。深さはどれくらいあるでしょう?1・足首まで。2・膝まで。3・腰まで。4・肩まで。』や、『日々芥にまみれ、澱み、時にせき止められながらも、終着点を目指して流れ続ける川の深さは。どんなに汚されても、流れ続ける川には未来がある。』という桃山の心理描写などなど、本のタイトル通り「川」にまつわるエッセンスが随所に散りばめられています。それらの言葉が物語りにより深みを与えるような印象を残し、川の到達点、海でのラストはちょっとホロリとしてしまいます。
クセの無い言い回しで、福井晴敏の作品に入りやすい展開だと思います。オススメです。

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2006年4月 8日 (土)

京極夏彦 狂骨の夢

本日の歩数:8,066歩

京極堂シリーズ第3弾、「狂骨の夢」読み終えました。今回も何とも難解な話に苦労しましたよ~。

前作「魍魎の匣」でちらっと登場した伊佐間と今回の中心人物朱美の出会いから始まったものの、前半どうも話のつじつまが合わない。伊佐間の知る朱美と話の中心に出てくる朱美の人格があまりにも違い、多重人格?それとも・・・と想像が膨らんじゃいます。途中途中でフロイトとユングの心理学について論議が交わされるのですが、読んでいても判ったような判らないような、とにかく話がよけいにややこしくなる一方です。前半は苦痛でした。
朱美の交錯する過去の記憶と今、戦時中に起きた悲惨な事件、逗子で広がる妙な噂と事実、髑髏を捜し求める神主たちと、今回も複数の出来事がどうつながって行くのか。
前作「魍魎の」はひとつのようで別々の出来事。今回は別々のようでひとつながりの出来事と、中盤から京極堂が本格的に登場してから、どんどん複数の話がつながっていきます。
 
今回も京極ワールド、深いです。前半のゆっくりとした助走から、後半の猛スパートにどっぷりとはまってしまいました!

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2006年3月26日 (日)

大沢在昌 風化水脈―新宿鮫8

昨日の歩数:7,345歩

本日の歩数:1,349歩

文庫版が出るのを待っていました!大沢在昌の代表作といえる新宿鮫の第8弾、風化水脈です。はりきって発売日に買っちゃいました。

解説によると新宿鮫の第1作が出たのは1990年だそうです。新宿鮫のシリーズは最近読み始めたのですが、1作目からそんなに年月を経ていたのか!と思うくらいのブレの無い人物像や諸々の描写は、ベストセラーたるゆえんでしょうか。
 
1作目で登場し、殺人事件で服役していた藤野組組員の真壁が出所。その真壁によりボスを殺害され自身も重傷を負った中国人組織の王漢英が再び新宿で「仕事」を始める。自動車窃盗団を追う鮫島は関与しているであろう藤野組と中国人組織の点と点を結んでゆく。捜査の過程で出会った老人・大江の過去も気になりつつ、真壁と王漢英がいつどんな成り行きで会ってしまうのか・・・。
今回もしびれる展開ですョ。

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2006年3月15日 (水)

山田真哉 さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

本日の歩数:6,244歩

昨年刊行されたあのミリオンセラー、山田真哉(著)「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を、遅ればせながら読みました。同じ部署に勤務するT中氏よりお借りしました。ありがとうございます!
法人会計のみならず家計についてまで判り易く解説。身近な事柄から入っていく説明で、ページもさくさくと進む読みやすい本ですね。
我が家の家計も、今迄とちょっと違った視点から捉えられるようになった気がします。

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2006年3月14日 (火)

京極夏彦 魍魎の匣

本日の歩数:10,292歩

京極夏彦「魍魎の匣(もうりょうのはこ)」やっと読み終えました。恥ずかしい話、1ヵ月もかかっちまいました。時間が無かったのもあるのですがホント分厚いんですよ・・・。

前月ご紹介しました訳あって読んだ「姑獲鳥の夏」に続くシリーズ第2弾です。
この世には不思議なことなど何もないのだよ」と、その言葉通りに不思議な出来事を論理的に解明していく京極堂。箱をキーワードとした複数の出来事が徐々につながってゆき、明かされるショッキングであり悲しい過去の事実。現実から逸脱した出来事ではありますが、クライマックスでは倫理観や常識とは何を基準とするのか、人それぞれ違うものだなぁとちょっと考えてしまうような内容でした。

月並みな感想ですが、ミステリーを超えたすごい展開です

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2006年2月 9日 (木)

京極夏彦

本日の歩数:5,356歩

少し古い作品ですが、京極夏彦(著)姑獲鳥の夏、読破しました。
ご存知の方も多いかと思いますが、1994年に刊行された著者のデビュー作だそうで、昨年映画化もされたそうです。

もともと私、あまりミステリーって読まないんです。ちょっとしたワケがあって(後日ふれるかもしれませんが、ホント大したワケではないんです)読むことになったのですが、驚いたのは本が分厚い事!シリーズ物になっており、後7作品ほどあったと思うんですが、どれも分厚い!
内容も分厚かったですョ。独特の言い回しや世界観と言いましょうか、難解さゆえに前半はかなりの忍耐を必要としましたが、後半は「なんで、なんで?」とミステリー物らしい展開にサクサクとページが進みました。いろんな意味で達成感をあじわいましねっ。
 
 
ところで、昨日の「家の前のジャリ道」の話ですが、写真が出てきました。
2006_02_09_1  
  
 
 
 
 
 
 
父上が写真を送ってくれたのです。
変な記憶は正しかったのですねー。やはりジャリ道でした。
うーん、ミステリー...。 

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